病気で退職を決意、在宅ワーカーを目指す
2年続けたサービス業の仕事を辞め、在宅ワーカーとしてフリーランスになることを決意しました。仕事は大好きだったのですが、私はとある難病持ちである為、将来の事を考え、時間を自由に使えるフリーランスの道を選びました。
正式に退職するのは、6月末。それまでに独立の準備をしなければなりません。自分の頭の整理の為でもありますが、誰かが私と同じような悩みを持ったり壁にぶつかった時にお役に立てる、そんな記録を残していきたいと思います。
上司に退職の意志を伝えるのも緊張しましたが、それを乗り越えた今感じているのは、今まで会社にしていただいていたことを自分でやらなければならないという不安です。もちろんこれから始まる未来にわくわくしている自分もいるのですが、一方で堅実に先のことを考え準備しなければならないという使命感も胸の中にあります。
退職までの約3ヶ月でやっておくべきことを整理してみました。
1.クレジットカードを作成する
会社員と比較すると、フリーランスは社会的な信用度が低くなりやすい傾向にあるようです。。例えばクレジットカードの申請やローン契約、不動産契約などはフリーランスになると、審査が通りにくくなる場合があるのです。
現在私はクレジットカードが使えないかつ作れない状況になっています。携帯料金の延滞やキャッシング額が高いことが原因の1つであると考えています。この状況を改善し、まずは1枚でも良いのでクレジットカードを復活させることを目標にしています。
2.健康保険、年金の切り替え
会社を退職した場合、健康保険や年金の手続きが必要となります。現在使用している保険証は会社に返さなければなりません。健康保険の被扶養家族になることができる場合には費用を安く抑えることができますが、対象とならない場合は会社の健康保険を任意継続するか、国民健康保険への加入が必要です。
まだ未婚である為、私は任意継続か国民健康保険のどちらかを考えています。任意継続を選択する場合、退職後20日以内に申請すれば2年間継続して加入することが出来ます。ただし、これまで会社が負担してくれていた保険料が全額自己負担になり、会社が払っていた保険料の2倍の額の保険料の支払いが必要になります。
一方、国民健康保険は退職後14日以内に市町村役場で手続きを行います。国民健康保険は前年度の所得に応じて保険料が決まります。計算方法は地域ごとに異なるのですが、私の場合計算した結果、任意継続も国民健康保険もほぼ支払う額は一緒でした。この他に、職種によって加入できる健康保険組合を利用する方法もあります。代表的なものに文芸美術国民健康保険組合などがあります。
年金は、会社員時代の厚生年金を脱退し国民年金に加入します。こちらも国民健康保険と同じく市町村役場で手続きを行う必要があります。
3.開業届を出す。
開業届とは、フリーランスで活動していく上で出しておきたいものです。必ず出さなければならないものではありませんが、青色申告を考えている場合、必須となります。開業届を提出しておくと、小規模企業共済に加盟できるようになったり、屋号名を使って口座開設ができるというメリットもあります。
これからwebライティングについて深く勉強して徐々に仕事の幅を広げていきたいと思っているので、こちらも手続きしたいと思っています。
4.青色申告承認申請の手続き
会社員ならば確定申告の手続きはしてくれていましたが、フリーランスになった後は自分でその手続きをしなければなりません。確定申告には「白色申告」「青色申告(単式簿記・複式簿記)」の3つの申告方法があり、それぞれ控除額が異なります。
こちらについてもこれから勉強して、新たにまとめ記事の作成を考えています。
5.仕事用の銀行口座を用意する。
プライベートと事業用の口座を分けておかないと、どちらのために購入したものか分かり難く、帳簿付けの手間が増えてしまいます。ミスにも繋がってしまうので、新たに口座を作る予定です。
どの口座が最適か、検討中です。
6.書類の準備をする
請求書、見積書、納品書といった書類関係は、フリーランスになると作成する機会が急増します。予め作っておかないと、いざ必要となった時に準備に時間がかかってしまいます。テンプレートを作成しておくと良いようです。
7.備品の準備
仕事で使う各種備品も準備しておかなければなりません。特に使用頻度が高いものとして、屋号・事務所住所が入った印鑑が挙げられます。合わせて、封筒、切手類も購入しておくと郵送時に使えます。机・椅子・パソコン・プリンターといったデスク周りの用品も揃える必要があります。
8.仕事用のメールアドレス
これは副業用に既に作成済みなので、そのまま使用していきます。
9.名刺を作る
屋号、肩書きを決めメールアドレスを作ったら、事業用の名刺を作ります。仕事依頼を受けるためにも、人脈づくりを進めていかなければなりません。これは名刺製作会社を検討中です。
10.ポートフォリオサイトを作る
ポートフォリオサイトは独立してからでも作ることが出来ますが、いざ仕事依頼を受け出すとなかなか時間が取れなくなり、後回しになってしまう可能性があります。退職前に作っておこうと思います。
ある意味このブログも、私の自己紹介用のページにもなってくれます。